編集部おすすめの旬なアイテムを紹介する「We Love」。第1回のテーマは「温故知新」

いま欲しいものが、必ずしも最新のものとは限らない。ロングセラーや定番と呼ばれるものに見い出される、いつまでも古びることのない“本質的な魅力”という価値観もあるからだ。ずっとそばに置いておきたくなるような、クラシックさのなかにも現代的なエッセンスも持った逸品を紹介しよう。

DIGAWEL「2 TUCK TAPERED PANTS」/¥30,800

DIGAWEL「2 TUCK TAPERED PANTS」

2006年に西村浩平がスタートさせたDIGAWEL。オーセンティックで普遍的なデザインの中に、どこか今っぽい空気感を感じさせるディテールの妙が魅力だ。

そんなDIGAWELのコレクションからピックアップしたのが、ゆったりとしたシルエットの2 TUCK TAPERED PANTS。しっかりと織られたコットン&リネン素材は見た目の美しさだけでなく、耐久性にも優れ、長きにわたってワードローブの定番として活躍してくれそう。品のあるカジュアルスタイルにぴったりのボトムスとしてオススメしたい。

DANNER「POSTMAN & POSTMAN2」/¥29,700

DANNER「POSTMAN & POSTMAN2」

その名の通り、アメリカで郵便配達員のためのサービスシューズとして生まれたロングセラーアイテム。街中をガシガシ歩ける耐久性と、どんな訪問先でも失礼のないようなオーセンティックなスタイルは、街を歩き、街に遊ぶ我々にもぴったりの定番レザーシューズとして愛され続けている。

ラバーソールはクッション性に優れるのみならず高いグリップ力を発揮し、雨の日の濡れた路面もしっかりとらえる。伝統的なグッドイヤー製法でつくられているため、磨り減ってきたらソールの張り替えも可能。そう、サステナビリティの観点からも優秀なのだ。

オリジナルのガラスレザーを用いた艶のあるPOSTMANと、オイルドレザーを用いたマットな質感のPOSTMAN2の2種類を揃えて、履き分けるのもいい。上記に挙げたようなワイドなスラックスと合わせれば、トレンドをおさえたスタイリングにもなるだろう。

nonnative「DWELLER B.D. SHIRT RELAXED FIT COTTON OXFORD」/¥23,980

nonnative「DWELLER B.D. SHIRT RELAXED FIT COTTON OXFORD」

「洋服とは、人生を投影するための道具である」。をテーマに、普遍的なアイテムを発信しつづけるnonnative。定番として人気なのが、まるで奇をてらったところのないコットンオックスフォード地を使用したボタンダウンシャツだ。

通常モデルと比べて肩や身幅にゆとりを持たせたリラックスフィットが特徴。プレーンな白のボタンダウンシャツだから、キレイめにもカジュアルにも自在に着回すことのできる汎用性の高さも嬉しい。長繊維のやわらかなコットン100%で織られた、日本製のシャツ。先述のDANNER POSTMANのような渋い短靴との相性も最高だ。これをマイスタンダードにするというこだわりも、アリなのではないだろうか。

ONKYO 「Onkyo Classic Series OCP-01」/¥11,800

ONKYO 「Onkyo Classic Series OCP-01」

オーディオの世界には、突き詰めると何百万、何千万円のセットを構築するという楽しみ方もあるが、それとは逆に、どこへでも連れ出せるポータブルセットの魅力もある。何より、入門編としての手の届きやすさというメリットも大きい。

Onkyo Classic Series OCP-01はクラシックなアタッシュケースを思わせる本体にレコード針が付属し、スピーカーも内蔵されているので、電源を入れてレコードを置いて針を落とすだけで初心者でもすぐに楽しむことができる。Bluetoothにも対応しているので、「趣味の品」としてだけでなく、スマートフォンにつなげて日常使いにも対応する汎用性の高さも魅力だ。

Nikon「Z fc」/¥149,600

Nikon「Z fc」

写真を撮るだけならスマートフォンで事足りる時代。だからこそ「温故知新」の感覚であえてカメラで撮るという楽しみも生まれてきている。ミラーレスカメラの入門機として人気なのが、2021年7月に発売されたばかりのNikon Z fc。クラシカルな「お父さんのフィルムカメラ」な外観とは裏腹に、中身はまさに最新鋭。タッチパネル、バリアングル(左右、上下に可動するモニター)といった最新鋭のスペックを備えるだけでなく、4K UHD動画や専用アプリを使ったスマホへの画像転送にも対応している。

精緻なディテールや1970〜80年代のカメラに使用されていた「Nikon」の刻印文字など、撮るだけでなく眺めるときも喜びを与えてくれるに違いない。有料(現在期間限定で無料)で張り替えできるプレミアムエクステリアも6色ラインナップされており、自分だけの愛機に育てる楽しみも。

WHOLE TREE「PALO SANTO」/¥1,320(20〜22g)、¥7,700(VOLUME BOX 約120g)

WHOLE TREE「PALO SANTO」

1997年に中原慎一郎を中心に結成されたデザインチームLandscape Products。インテリアデザインからオリジナル家具や小物までを手掛け、旗艦店Playmountainでは数々のデザインイベントも発信してきた。

そんな彼らが新たに打ち出したのが、デザインしないプロダクト。アンビエントといえばいいのか、空間や環境をデザインする「パロサント」。油分を豊富に含んだ香木のことで、そのまま空間においたり、吊るしたりして芳香を楽しむことができる。さらに香皿の上で火をつけて焚けば、芳香だけでなく虫除け効果も。古くはラテンアメリカの先住民たちが「神の樹」と呼び、魔除けとして用いてきたという「パロサント」は、まさに温故知新の知恵であり、楽しみと言えよう。

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