NIKEファン垂涎のシューズとアパレルがABC-MART限定で発売。「AIR MAX 90」と「AIR MAX 96」、そしてフリース素材を使ったロングスリーブトップとフーディ、スエット、ロングパンツといったNIKEの定番アイテムを、ブラック×レッドの配色で統一したエクスクルーシブなパックだ。コーディネート次第で、スポーティにもストリートにもなるこれらのシューズとアパレルを、NIKEフリークとしても知られるモデルのHiroto Yoshikawaが語る。

ブラック×レッドで統一されたNIKEのアイテムといえば、2017年に発売され人気を博したシューズ「AIR MAX NINJA PACK」が記憶に新しい。今回のパックはAIR MAX NINJA PACKのアップデート版としても位置付けられそうだが、「黒赤のNIKE」アイテムのイメージ自体は、1985年に誕生した名作「AIR JORDAN 1」をはじめ、いたる場面で私たちの意識に刷り込まれてきた。

その「AIR JORDAN」のコレクターで、物心ついたときから靴箱にはNIKEのスニーカーが並んでいたというHiroto Yoshikawaにとって、ブラックのAIR MAXは特に親しみのあるものだという。

「初めて買ったAIR MAXはブラックの『AIR MAX 95』でした。小学5年生のときにテレビでウィズ・カリファのMVを見て衝撃を受けて。それ以来、アメリカのヒップホップカルチャーにどっぷりな自分にとって、AIR MAX 95やAIR MAX 90はそれすなわちラッパーのスニーカーだったんです。例えばカラーギャングたちの足元といえばブラックやホワイトのAIR MAX 90が定番。AIR MAXを履く人は有名なラッパーや影響力のあるアフロアメリカン、というイメージがありました」

裏起毛のフリース素材を使用し、メッシュの裏地付きフードを備えたフーディー。胸に高精細のFutura Airグラフィック、背面パネルには1980年代のNIKE AIR FORCEキャンペーンのプリント入りラインを配置
NIKE AIR PO BB FOODIE/¥9,900

アイコニックなワッフルソール、ステッチを施したオーバーレイなど、オリジナルモデルの特徴を忠実に継承したAIR MAX 90。アッパーに新素材を使用し、現代的なテイストをプラスしている
NIKE AIR MAX 90/¥13,200

モデル業をしながらアパレルブランドのショップでも働いているYoshikawa。自他ともに認める「服バカ」で、将来的にもファッション業界で働き続けることを心に決めているという。

「ファッションに興味を持ったきっかけもヒップホップでした。高校生のころにファッションの参考にしていたのは1990年代のラッパーたち。そこからブラックカルチャーについて詳しく調べるようになりました。彼らがなぜ腰パンをしてドゥーラグを被るのか、なぜ常にピカピカなスニーカーを履くのか。僕らがヒップホップファッションのマナーだと思っていたものの背景には、彼らの“日常”があるんだということを知って、ファッションの面白さを学びました。

僕は持っている服の大半が黒色なんですが、それもギャングスタラッパーたちからの影響です。黒色って、無難なようで一番面白い色だと思うんですよ。全身黒のコーディネートってすごく奥が深い」

立体感のあるFutura Airが目を引く、裏起毛フリースパンツ。程よいフィット感でジョギングにも最適
NIKE AIR BB FLC PANT/¥9,350

ヒップホップを入り口にファッションの知見を広げていったYoshikawa。NIKEのスニーカーも、定番モデルには一通り手を出してきた。「足元から日々のコーディネートを考える」という彼にとって、 NIKEのアイテムはどんな存在なのか。

幾何学的なカットラインがプレミアム感を醸し出す、裏起毛のフリース素材を使用したクルーネックスエット
NIKE AIR BB FLC CREW/¥9,350

「NIKEはスニーカーもアパレルもデザインの幅が広い。スポーツウェアなんだけど、必ずなにかひねりがある。今回のパックのフーディーやスエットも、カットラインが面白くてミリタリーアイテムみたいな雰囲気もあるのが面白いですよね。シンプルなのにディテールが凝らされているところが好きです。

もともと黒い服が好きな自分にとっては、差し色で赤が入っている今回のアイテムは一発で刺さりました。トップが黒だとパンツやシューズで遊びやすくなる。ハーフジップのトップは最近の気分に合うし、どんなシューズにも合わせられそう」

起毛フリースのボディとキルティングのアームの切り返しがスタイリッシュなハーフジップトップ。オーバーサイズでインナーにパーカーを着れば真冬も越せそう
NIKE AIR TOP WINTER/¥15,400

「もちろんヒップホップファッション以外の服も着るので、きれい目なスラックスを履くときなんかはAIR MAXを合わせることが多いです。AIR MAXってほかに似たものがないし、めちゃくちゃデザインの凝ったスニーカーだと思うんですよ。どんな服と合わせたらかっこいいか想像力がかきたてられるし、眺めているだけでワクワクしてくる。このパックのAIR MAX 90と96は、いい意味でレトロ感が控えめで、シンプルなのに既視感がないところが好きですね」

爆発的ヒットとなったAIR MAX 95の後継モデルとして1996年に発売されたAIR MAX 96の後期モデル。NIKEのデザイナー、セルジオ・ロザーノが手がけたことでも知られる希少モデルが2021年についに復刻
NIKE AIR MAX 96 II/¥19,250 発売日未定

ブラック×レッドのNIKEのアイテムにどこかクラシックな雰囲気を感じるように、かっこよさを感じさせるものの背景には必ずそこで醸成されてきたカルチャーがある。Yoshikawaがファッションに惹かれるのも、その背後にある歴史の奥深さに触れてきたからだろう。

「自分がかっこいいと思うものの基準には、絶対的にブラックカルチャーがある。彼らのスタイルに少しでも近づきたい一心でのめり込んでいったけど、じゃあライフスタイルもギャングみたいにならなくてはいけないかというと、それはまったく思わない。自分にとってヒップホップはあくまでファッション。ファッションとして捉えるからこそ、その背景のカルチャーをちゃんと知っていないといけない。同じように、ヒップホップの歴史におけるNIKEの存在がどんなものだったのかを知っているからこそ、ブランドへのリスペクトが自然に生まれてくるんだと思います」

今後はさらにファッションと密接に関わっていきたいと考えているというYoshikawa。ヒップホップヘッズとしての真摯な姿勢が、彼をどこに導くのか。今後の活躍に期待したい。

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