



Shoes × Fashion
1966年に誕生し、1990年代以降はスケーターやBMXライダーたちから絶大な支持を得たことで、スケートシューズの象徴となったVANS。ストリートカルチャーにおいて不動の地位を築いているこのブランドに、この春、新たなキャラクターが加わる。
厚底のワッフルカップを搭載したVANS「SENTRY」Collection。今回はラッパーのMANONを迎えて、このポップなニューシリーズを取り入れたフューチャリスティックなカラーコーデを提案する。



2002年生まれ。独特な存在感を放つポップアイコンとして注目を集めるMANON。モデルとしてそのキャリアをスタートさせて、2017年からアーティスト活動を開始。これまでに藤原ヒロシやKero Kero Bonito、Normcore Boyzといった国内外のアーティストたちとコラボレーションしてきた。
ヒップホップ、ロック、エレクトロなど、さまざまなジャンルを横断するその音楽性と同じく、そのファッションスタイルも文字通り色彩豊か。そのこだわりには彼女のタフでポジティブな感性が投影されている。

「よく個性的だねって言われるけど、実は“こだわらない”ことがマイルールなんです。自分なりの価値観や美意識は大事にしているけれど、いつも柔軟でいたいから。音楽やファッションを表現するうえで、最大のインスピレーションになるのは日常で触れるものや人との出会いです。固定観念に縛られずに、刺激的で新しいクリエイションを生み出していきたい! 」

VANS SENTRY WC/¥13,200
そんな彼女が、今夢中になっているのが1990年代のストリートファッション。あの時代ならではのファンシーさに惹かれている。「SENTRY WC」のボリューミーなアウトソールとマルチな色使いは、そんな90’sな気分にフィットする。


ハイカットのSENTRY WCに合わせたのは、ビビッドなロングドレスと鮮やかなブルーのダウンベスト。パステルカラーが散りばめられた足元と合わさって、ヒップなカラーブロックが完成した。コーディネートに適度なエッジを加えてくれる一足は、彼女らしいスタイルをつくる頼もしい相棒になってくれそうだ。


ゴシックな装いとも好相性な「SENTRY OLD SKOOL」。レトロピンクのワンピースには、足元を引き締めてくれるブラックをチョイスしたい。そして、Y2Kなトレンドアイテムとして復活しているルーズソックスも。

「厚底スニーカーは、ドレスアップした日にヒール感覚で履くのもありですよね。ルーズソックスは90’sオマージュとしてクシュッと弛ませるのが気分! 」


VANS SENTRY OLD SKOOL/¥11,000


「気に入ったスニーカーは、色違いで集めちゃいます。履き心地はあまり気にしなくて、多少痛くてもかわいかったらがんばって履いちゃう(笑)。もともと原宿系のファッションが好きなので、厚底のシューズは昔から履いてました。軽さや歩きやすさより、なによりデザインが大事! シンプルなスニーカーはシューレースを変えて色で遊んでみたり」

「私にとってのVANSは、ストリートに深く根付いていて、そこからアングラカルチャーにも導いてくれるような存在。そういうストーリーがある感じも魅力ですね。自分で持っているのはスカル柄の『SLIP ON』と『Style 36』で、黒、青、黄色の3色で持ってるんです。片方ずつ色違いで履くこともありますね(笑)。VANSのかっこいい履き方は、とにかく履き潰すこと! 」

VANS SENTRY WCのサイドとシュータンにデザインされているのは、VANSの象徴「Flying V」のロゴ。タイダイで彩ったマルチカラーのシューレースは差し色として効果的


ホワイトのローカットと白ソックスの組み合わせは、デニムスタイルをナードに盛り上げる。普通の「OLD SKOOL」にはないやんちゃな雰囲気が楽しい。
「このSENTRY OLD SKOOLは存在感があるけど、少し力の抜けた感じもあって、実は幅広いスタイルに合うマルチなところが最高ですね。ワッフルソールがしっかりと足をホールドしてくれるのも嬉しい」


VANS SENTRY OLD SKOOL/¥12,100
ストリートからガーリーまで、多彩なルックを披露してくれたMANON。「こだわらないことにこだわる」彼女の溢れる好奇心は、今「世界」に向けられている。

「私のルーツでもあるフランスをはじめ、ヨーロッパの各地でライブがしたいです。楽曲制作でも、ハードロックとかパンクとか、まだコラボレーションしたことのないジャンルのアーティストとやれたらいいな! 」
カテゴリーや時代に捉われない、フラットな感覚でカルチャーを吸収するMANON。そこで得たインスピレーションは、彼女をどこに導いていくのか。これからのさらなる飛躍に期待したい。

次世代のカルチャー・アイコンとして期待を集める、福岡出身の18歳。モデルとして活躍する傍ら、2017年よりアーティスト活動を開始。 2018年のデビューアルバム『TEENAGE DIARY』には、Kero Kero BonitoやRyan Hemsworthといった海外アクトも参加し、 世界照準のJ-POPを提示してみせた。 アルバム以降は、Normcore Boys、Sleet Mage、LEXなど同世代の気鋭アーティストとのコラボレーションを展開。さらなる飛躍に向けて助走中。
Instagram @je_suis_manon2