Story

Shoes × Fashion

ペアで履きこなすVANSのニュー・ストリートスタイル

Photo direction Shota Ashino(UN)
Model Mala Morgan, Yuma Takei
Photography Mala Morgan, Yuma Takei
Styling Ippei Ishida
Hair & Makeup Yosuke Akizuki
Text Shigekazu Ohno(lefthands)
Edit Keisuke Tajiri(TOIL)

ABC-MART GRAND STAGEの店舗で展開される最新スタイリングを紹介する「GRAND STAGE COLLECTION」。今回は、1966年にカリフォルニアで世界初のスケートボードシューズブランドとして産声をあげたVANSにスポットを当てていく。履きこなすのは、VANSプロスケーターのYUMA TAKEIと、フォトグラファーとしての一面も持つ人気モデル、モーガン茉愛羅。スケートパークで遊ぶ2人が互いを撮り合った写真で、ストリート感覚あふれる最新のスタイルを紹介していこう。

遊び心たっぷりのVANSが発信する新しいストリートスタイル

時代を超えるストリートスタイルの永遠の定番と言えば、やはりフーディーに尽きるだろう。VANSのオリジンであるアメリカの、肩肘張らないリラックスしたライフスタイルを象徴するアイテムでもある。VANSのスケートボードシューズで足元を固めてスケートパークで遊ぶ2人も、それぞれこのフーディーを遊び心たっぷりに着こなしてくれた。無論、これからの寒くなる季節にストリートへ繰り出すならば、温かさという点でも頼もしい存在となるだろう。2人の個性的なレイヤードスタイルにも、ぜひ注目してほしい。

ストリートを遊び場に変える――スケーターはそんな才能を持った遊びの達人だ。1960年代にアメリカで誕生したスケートボードは、もともとは板にタイヤが4つ付いた「陸上で乗るサーフボード」であった。だが、エキサイティングなライディングテクニックを見せるカリスマティックなスケートボーダーたちに触発され、瞬く間に若者たちの間で人気を博していく。

そんな彼らがこぞって履いたのが、カジュアルなデッキシューズをスケートボード仕様に改良した、世界初のスケートボードシューズブランドVANSのシューズだった。そもそもスケートボードがストリートを舞台にしてきたこと、そしてスケートボードシューズがシンプルなデッキシューズをベースとしていたこともあり、今回ご紹介するERAやOLD SKOOLといった名モデルは、スケーター以外の若者たちの間でもクールでかつアフォーダブルなストリートスタイルの定番アイテムとして広まり、どちらも40年以上のロングセラーとなっている。

VANS MOUNTAIN JACKET/¥19,800
キャップ/スタイリスト私物
サングラス/フォトディレクター私物

ブランドのアイデンティティを表すOFF THE WALLのロゴ

モデルのモーガン茉愛羅がこの日、愛用のカメラを片手に着こなしてくれたのは、まさにザ・定番、永遠のスタンダードと呼びたくなるような「VANS LOGO SWEAT HOODIE」。いつも、いつまでも安心して着られるようなシンプルなスタイルと、心も暖まりそうなチョコカラー(他にもグリーンや、今季のトレンドカラーであるクラシックブルーの計3色が揃う)。左胸にはVANSのロゴと、背中には大きな「OFF THE WALL」のグラフィックがプリントされる。家でも、ストリートでも、第二の皮膚としてずっと着ていたくなる――そんなフーディーだ。

防水・防塵機能が加わり、タウンユースだけでなくアウトドアシーンでも活躍

VANSプロスケーターのYUMA TAKEIがクールに着こなすのは、フーディー・オン・フーディー。形はシンプルながら、胸にありそうでなかったBOXロゴを大胆にプリントした「VANS RECTANGLE LOGO HOODIE」の上に、防水・防風機能を備える「VANS MOUNTAIN JACKET」を重ねた、個性的かつアクティブな印象のコーディネートだ。ベージュ×ネイビーのカラーコンビネーションは、落ち着いた中にもスポーティな雰囲気も漂わせる。アウター自体にも胸元、袖口、背にロゴが入るが、ストリートで個性をアピールするなら、フロントを大きく開けて、中のフーディーのBOXロゴを見せよう。

VANS RECTANGLE LOGO HOODIE/¥8,800

VANS ERA 95 DX/¥9,350

カラーを揃えて楽しむオーバーオールスタイル

ボーイッシュにも着こなせるビッグシルエットなオーバーオールにさらにもうひとつ、VANSがスケートボードだけでなく、常に音楽やアート、ストリートカルチャーとともにあったことも忘れてはならない。長年にわたり全米屈指の音楽フェスのスポンサーを務めてきたこともあり、ミュージシャンやアーティスト、クリエイターたちの間にも熱烈なファンが多いのだ。

今季のVANSレディースアパレルの定番となったオーバーオールは、どこかほっこりとさせるやわらかな風合いと、抜群の温かさが魅力のコーデュロイ素材をまとって登場。アウターであるはずのフーディーにもあえてかぶせて着ることで、そのアンバランスさがなんだか可愛らしくて気になる、愛されガールフレンドスタイルに仕上がる。トップスと同じブラウンでカラーパレットを揃えることで、スイートになりすぎない大人な雰囲気のコーディネートとなるはずだ。

VANS CORDUROY OVER ALL/¥16,500

VANS LOGO SWEAT HOODIE/¥8,800

YUMA TAKEIが着用するシューズは、VANSクラシックラインを代表する名品ERAシリーズの原点とも言える「ERA 95 DX」。ほぼ半世紀を経てなお愛され続ける、その完成されたスタイルと、ハードなプロのスケーティングにも耐え得るタフさ、そしてコンフォートを極めた履き心地を、いまを感じさせるスタイリングのもとに味わいたい。

VANSを象徴する幅広い世代から愛される王道スニーカー

モーガン茉愛羅のブラウントーンでまとめたコーディネートの明るいアクセントカラーとなっているのが、足元に合わせた「OLD SKOOL」。のちにVANSを象徴するサーフライン(SIDE STRIPE)がデザインされた#36、通称JAZZと呼ばれる1977年誕生のスケートボードシューズが、そのオリジンとなる。ローカットながら7アイレット仕様のデザインは、デッキシューズがベースのERAと比べてより繊細な印象。スエード素材はボトムスのコーデュロイ素材との相性もぴったりで、カジュアルながらもどこか洗練されたイメージで履きこなせるだろう。

VANS OLD SKOOL/¥10,450

Related Story 関連記事