Sauconyの定番アイテム「JAZZ」のオリジナルモデルのデザインを復刻し、機能面を現代的に進化させたニューラインナップ「JAZZ 81」。今っぽさとナチュラルなレトロ感が絶妙に融合した「使える一足」は、スポーティーなスタイルだけでなくビンテージクローズにも馴染みそう。

今回は、幅広い層のファッションフリークから人気を集めている下北沢の古着屋Frank Black協力のもと、Saucony JAZZ 81を使った古着コーディネートを紹介。「ロングスカート」「ワンピース」「デニム」の3アイテムを使い分けたコーディネートで、下北沢散策に繰り出してみよう。

Sauconyが展開している数々の定番ラインのなかでも、昨今ファッションシーンからの支持が厚い「JAZZ」シリーズ。ランナーのパフォーマンスを重視した機能的な作りと控えめで洗練されたデザインは、ノーマルで今っぽいファッションスタイルの足元にぴったり。

2021年1月にリリースされたJAZZ 81は、40周年を迎える節目に作られたアニバーサリーモデル。JAZZが誕生した1981年当時のオリジナルデザインを復刻させながら、アウトソールは高機能な最新素材が使われるなど、スペックの面では現代的なアップデートが施されている。

すでに街中でも見かける話題の一足だが、品のあるレトロ&スポーティなデザインは、ビンテージクローズを使ったコーディネートにもよく馴染み、かつスマートさも演出してくれる。

Saucony JAZZ 81/¥8,690

シュータンは1981年当時のロゴを再現。アッパーのステッチやラインもオリジナルモデルに則ったものになっている一方で、アウトソールにインジェクションEVAとブラウンラバーを採用することで軽量化とクッション性を向上させるなど、現代的なアップデートも施されている

JAZZ 81と古着。どんなコーディネートがハマるだろう? スタイリングを考案してくれたのは、Frank Blackの店頭にも立ちながら、買い付けにも携わるスタッフの福元綾菜さん。シューズのビジュアルを見て、すぐに「ロングスカート」「ワンピース」「デニム」の3アイテムを使い分けることに決めたとか。それでは、早速コーディネートを見ていこう。

Frank Blackのアイテムはその大半がアメリカ西海岸で買い付けた1980〜90年代のもの。店長の杉本陽介さんいわく、扱うアイテムのコンセプトは「年代、デザイン的に稀少性が高く、流行に左右されないもの」

JAZZ 81のカラー展開は、ネイビー、ブラック、グレーの3色。まずは、ネイビーを使ったコーディネートから。

2020年の冬からFrank Blackで働き始めたという福元さん。カリスマ的な人気を誇る日本のファッションブランドkolorで働いたのちに、古着の世界に飛び込んだ

念頭にあったのは「花柄のパッチワークの可愛いスカートにあえてスニーカーを合わせるスタイリング。スニーカーと同系色のプリントがされたメンズライクなTシャツで色味を揃えてまとまりのある印象に仕上げた。

ヴィンテージのブラウスの上に丈の長い白Tシャツを重ね着し、シルエットに程よいルーズさを持たせている。

プリントTシャツは、1976年にニューヨークで設立された、様々なアーティストの作品をプリントしたポスターやハガキ、Tシャツなどを製作してきたブランドFOTOFOLIOが1990年代にミュージアムショップで販売していたもの。プリントされているのは、ロシアの芸術家アレクサンドル・ロドチェンコが1934年に発表した『The Diver』という作品

次は、福元さん的には「Sauconyと言えばこの色」だったというグレー。今っぽいきれいめなスタイリングに合わせる人も多いが、ビビッドな色のアイテムの引き立て役にもなる、使い勝手の良い一足。福元さんは、着物を思わせる素材と柄の赤いワンピースを主役に持ってきた洒脱なアレンジで履きこなしてみせた。

「インパクトのあるデザインが効いていて発色も良い赤のワンピースは、足元が暗いとパキっとしすぎてバランスが悪くなってしまうので、全体にうまく馴染むグレーがしっくりきますね」

アクリル素材のワンピースは1980年代のもの

3コーデ目は、ブラック。ネイビーやグレーに比べてアッパーの艶感が強く意外と難易度が高いけれど、重たい印象を与えないように工夫をすれば、ラフなスタイルをグッと引き締めてくれる一足に。

このブラックに合わせるのは、福元さんが店に並べているアイテムのなかでも特にお気に入りだという爽やかなペールグリーンのチャイナシャツ。オーバーサイズの白Tシャツと色落ちしたデニムパンツを合わせて、軽やかなスタイリングに仕上げた。

「全体的に淡い色のトーンのコーディネートなので、足元を黒で締めてバランスをとりました。JAZZはグレーやホワイト、ネイビー系が定番なイメージだったのですが、ブラックも使いやすいですね」

1990年代のものだというシルク素材のチャイナシャツ。デニムパンツはビンテージのLevi’s 517

発売当初はハイパフォーマンスなランニングシューズとして絶大な人気を博したJAZZ。それから40年が過ぎ、そのシンプルな機能美には味わい深さが宿り、いつしかファッションアイテムとしても優れた一足に。スニーカースタイルのレパートリーを増やしたい人は、カジュアルもスポーティも「ちょうど良く」仕上がるJAZZ 81とビンテージクローズの組み合わせをトライしてみては?

Shop Information

Frank Black

東京都世田谷区北沢2-30−7

TEL: 03-6407-9996

営業時間: 13:00〜20:00

Instagram @frankblack2013

取材協力:古書ビビビ、General Record Store

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