仕事中や移動中、そしてプライベートタイム。ひとりの時間にはいつも音楽が寄り添っている。自分の生活を形成する、9曲にして究極のプレイリストとは!? 第4回に登場するのは、TVやラジオのMCとしても活躍する、ロックバンド・OKAMOTO’Sのベーシスト、ハマ・オカモト。泰然たるライフスタイルをめぐる、思考のゆらめきとアーシーなグルーブがここに。

Scene.1 朝

人によって「朝」の概念、時間帯はさまざまだと思うので、ここでいうところの「朝」は“起き抜け”とします。僕はどれだけ夜更かししても、8 ~ 9時台には起きてしまう人間で、30歳を手前になかなかどうして悩んでいます。もっと寝ていたい。

そうそう、「朝、弱いんですよねぇ」という言葉を口にする人にいつも思うのですが、それは弱いんじゃなくて強いんですよ。僕みたいなのからすると。だって、朝日や体内時計、そして緊張感に抗えるわけでしょ? どれだけ寝たくても、そういった理由で必ず起きてしまう身からすると、心底羨ましいなと思います。ここで選んだ曲は、朝の身体に蒟蒻で鞭を打つような3曲です。

Scene.2 昼

昼を無駄にするのが1番腹立たしい。そして、昼を上手に過ごすことはとても難しい。ミュージシャンを仕事にしていると、よっぽど徳を積んでる人でない限り早起きということはなく(朝の項での自分の話は抜きにする)、だいたいお昼帯にぐずぐずで起き始め、職場(大抵は地下や防音された小部屋)にこもり、気がついたら陽が落ちている。なんだかとても、昼を無駄にしている気がする。

良いテイクが録れると気は晴れるが、何も生み出せなかった日は「全部投げ出して蕎麦でも食べに行けばよかったなあ」と思う。選んだ3曲を聴いて、みなさん蕎麦屋へ行きましょう。

Scene.3 夜

夜は人の気を大きく、そして緩くする。
そうすると、良いことと悪いことが同時に起こる。

夜に起こったことを、人は反省・反芻しない。
なぜだかわからないけど、人間はその面に関してとても乏しい。

夜、目に映るものはとても魅力的に見える。
例えば、深夜のネットでの突発的な買い物なんかは、それ。

陽の光がないと、判断力が鈍るのか? 考えるより感じたままに動くようになるのか。皆さんも心当たりがあるのでは? ないなら、僕が堕落してるだけかもしれませんが。ただ、感じたままに動くのは決して悪いことではありません。音楽を聴くときなんかは、とくに。

各々の夜道に、きっと似合うでしょう3曲をどうぞ。

Profile

ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)

1991年東京生まれ。ロックバンドOKAMOTO’Sのベーシスト。中学生のころよりバンド活動を開始し、同級生が結成したOKAMOTO’Sに加入。ベーシストとしてさまざまなミュージシャンのサポートをすることも多い。2019年1月には10周年イヤーの幕開けを飾るフルアルバム「BOY」をリリース。全国20か所21公演を回るツアー「OKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY TOUR“BOY”」を行い、6月27日のファイナルは初の日本武道館公演を敢行し大成功を収める。2020年4月には、初のベストアルバム「10’S BEST」をリリースし、8月にはフジテレビ“ノイタミナ”ほか各局で放送されたTVアニメ「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」のエンディングテーマ『Welcome My Friend』を含むEPをリリースするなど、ますます加速を続け精力的に活動を続けている。2020年5月11日には自身のムック本、BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES「2009-2019“ハマ・オカモト”とはなんだったのか?」を発売した。現在、BSフジ「プレスク」のMCを担当。

Instagram @hama_okamoto

OKAMOTO’S

https://www.okamotos.net

Instagram @okamotos_official

Related Story

同じシリーズ一覧を見る

Shoes × Culture

同じカテゴリー一覧を見る