1949年の創業以来、トップアスリートのパフォーマンスを支え続けるadidas。70年以上に及ぶ歴史のなかで名作と呼ばれるシューズを数多く誕生させてきた偉業は、今さら説明の必要はないだろう。そしてadidas Originalsからは歴史に残る名作のディテールに敬意を表し、現代的なニーズに応える最新のスニーカーテクノロジーを搭載したアップデートモデルがラインナップ。ここで紹介するadidas Originals「RETROPY E5」も、レトロなデザインのアッパーにBOOSTクッショニングを組み合わせたトレンド感あふれる一足だ。

adidasが誇るヘリテージを継承し、アップデート

adidas Originalsが新たに提案する「RETROPY E5」のアッパーデザインは、1970年代後半に発売されたランニングシューズをフィーチャー。目の細かいナイロン生地とスエード素材を組み合わせ、明るいグレー系のコーディネートで仕立てたルックスはレトロ感を醸し出す仕上がりだ。さらに足首にフィットする薄地のシュータンを搭載しているのも、レトロ感の演出を後押ししている。アッパーデザインのアイコンとなるのが、つま先部を補強する大きなスエードパーツだろう。特に真上から見下ろしたときの個性は抜群で、実際に履いたスニーカーをInstagramに投稿するときには足元のアクセントとして効果を発揮してくれそうだ。

RETROPY E5/¥13,200

またadidasのビンテージスニーカーに詳しい人であれば、シューレースループのDカンにも興味を示すはず。アルファベットの“D”を連想させる形状からDカンと呼ばれるプラスチック製のシューレースループは、adidasの傑作ランニングシューズと讃えられる「SL 76」をはじめ、70年代後半のパフォーマンスシューズにも搭載されていた。こうしたディテールもRETROPY E5のレトロ感を加速している。

70年代後半のパフォーマンスシューズに搭載されていたDカンをインプット

健康的なライフスタイルを好む現代人を満足させるパフォーマンス

レトロ感を前面に押し出したアッパーデザインに対し、ソールユニットはヘリテージ性と最新のトレンドが高い次元で融合している。RETROPY E5のソールで見られる突き出したようなヒール部の形状は、70年代にサーキットを疾走するレーシングカーをイメージしたディテールを継承したもの。これはソールの面積を広くして、ランニング時の衝撃を効果的に吸収することが目的だと伝えられている。その設計思想とadidasが誇るクッショニングテクノロジーBOOSTとの相性の良さは抜群だ。2013年にお披露目されたBOOSTはランニング時の衝撃を吸収するだけでなく、バネのような反発力に変換してくれる。初めてBOOSTを履いたときには、身体を前に押し出すような履き心地に驚いた人も少なくないはずだ。

面積が広く突き出したヒールはレーシングカーを踏襲。ランニング時の衝撃を吸収する役割がある

このBOOSTの特性はランニング時だけでなく歩行時にも感じ取れる程で、歩くペースが自然と速くなる。健康的なライフスタイルを求める現代人にとってもアドバンテージになるだろう。そしてRETROPY E5のミッドソールは、フルレングスでBOOSTを搭載。ソール面積を広くしたデザインを継承するモデルだけにBOOSTの搭載量も多く、その先進的な効果を体感しやすい一足に仕立てられている。さらにアウトソールの大胆なパターンも、路面コンディションを選ばず高いグリップを発揮してくれる。本格的なパフォーマンスシューズではないものの、仕事帰りに軽いジョグでリフレッシュするには最良のひとつになってくれそうだ。

ミッドソール全体に搭載したBOOSTが軽やかな歩行を実現

チャンキーなRETROPY E5をルックス重視で選ぶのも正解

RETROPY E5のシンプルでありながら確かな個性を主張するアッパーデザインと、厚底感のあるソールの組み合わせは、最新のトレンドであるチャンキースニーカーの王道ともいえる仕上がりだ。スニーカーのウンチクに興味がなくても単純にRETROPY E5のルックスを気に入って購入する人も多いだろうし、そうした選び方も正解だろう。ディテールとパフォーマンスを理由にスニーカーを選ぶ人だけでなく、見た目で選ぶ人も満足させてくれる。RETROPY E5は幅広い層が求めるニーズに応える、本当の意味で時代のトレンドを反映したプロダクトなのだ。

レーシングカーから着想したデザインを踏襲

記事内のアイテムをチェック
記事内のアイテムをチェック

Related Item 関連商品

Related Story

Shoes × Detail

同じカテゴリー一覧を見る