1990年代のハイテクスニーカーブームだけではなく、現代のスニーカーシーンでも主役であり続けるReebok「INSTAPUMP FURY」は、同ブランドの顔と評しても過言ではない存在だ。INSTAPUMP FURYにも搭載された“ザ・ポンプテクノロジー”の革新的な精神に敬意を表し、Reebokは5月15日を「Pump Day(ポンプデー)」に制定。2度目となる2021年は、“Pump It Forward(アゲていこう!)”のスローガンを掲げ、INSTAPUMP FURYの初期モデル“シトロン”など魅力的なプロダクトを展開する。

5月15日はReebokのザ・ポンプテクノロジーを讃える「Pump Day」

1895年に製造されたスパイクシューズを源流に、革新的なテクノロジーでスポーツ界にイノベーションを起こしてきたReebok。中でもソールに搭載された“エアポッド”が特徴の「DMX」や、“ドーピングシューズ”と呼ばれた「ZIG」などは他のスポーツブランドとは一線を画すテクノロジーとして語り継がれている。そして日本のスニーカーファンにとってReebokを象徴するテクノロジーといえば、「INSTAPUMP FURY」にも搭載される“ザ・ポンプテクノロジー”が外せない。

アッパーのチェンバーから空気を入れ込み、フィット感の調整ができる

ここでザ・ポンプテクノロジーについておさらいすると、もともとは1980年代後半にバスケットボールシューズのフィッティング向上を目的に開発されたテクノロジーだった。シューズのアッパーに装備されたエアチャンバーにポンプで空気を送り込み、足の形状に関係なくカスタムフィットさせるイノベーションテクノロジーで、約3年半に及ぶ研究開発を経て世界初のザ・ポンプテクノロジー搭載バッシュ「The Pump」を1989年に発売している。そして1991年にはThe Pumpの後継モデル「Pump Omni Zone II」を着用したディー・ブラウンがNBAスラムダンクコンテストで優勝し、ザ・ポンプテクノロジーの存在感を世界に知らしめた。このような歴史を持つザ・ポンプテクノロジーに敬意を表すために2020年から「Pump Day(ポンプデー)」として記念日が誕生した。

日本のスニーカーカルチャーが育てた「INSTAPUMP FURY」

多くのスニーカーファンがReebokの代名詞と認識するINSTAPUMP FURYは、1994年に発売されたザ・ポンプテクノロジー搭載のランニングシューズだ。一般的なランニングシューズのようにシューレースを持たず、シュータンのポンプでチェンバーにエアを注入してフィットさせるテクノロジーは未来的で、当時のハイテクスニーカーブームの追い風を受けて爆発的なヒット作となった歴史は今さら説明する必要はないだろう。中でも“シトロン”と呼ばれる蛍光イエローに彩られるファーストカラーはINSTAPUMP FURYのアイコンであり、その復刻モデルが登場するたびファンが争奪戦を繰り広げている。

その他にも1997年発売の“香港返還モデル”や1998年にジャッキー・チェンとコラボしたINSTAPUMP FURYは、ハイテクスニーカーブーム時の熱狂を知るファンにとっては思い入れが深いカラーウェイだろう。

Pump Dayに復刻、ジャッキー・チェンカラーのINSTAPUMP FURY OG/¥19,800

余談になるがINSTAPUMP FURY人気は海外に比べ、国内のスニーカーシーンが圧倒的にアツいといわれている。実際にハイテクスニーカーブームを経験した世代のみならず、若い世代もINSTAPUMP FURYをストリートで履きこなしている。その人気の背景には他にはない個性とデザイン性の高さはいうまでもないが、海外と比べシューズを脱ぎ履きする機会が多い日本の文化と、スリッポンと同じように着用できるINSTAPUMP FURYの相性の良さも影響しているに違いない。

それぞれのカラーにストーリーがある「Pump Day」モデルが登場

日本のスニーカーカルチャーと密接な関係にある年に一度の「Pump Day」。この記念日に合わせてABC – MART GRAND STAGEで展開されるのは、ザ・ポンプテクノロジーを搭載する3つのコレクションだ。「INSTAPUMP FURY OG」は、その名の通り1994 年に登場したオリジナルモデルを忠実に再現したシトロンカラーの復刻モデル。デザイン誕生25 周年を記念した2020年に続くラインナップで、買い逃してしまったファンにとっては絶好のチャンスといえるだろう。

INSTAPUMP FURY OG CITORON/¥19,800

続いて「OG MEETS OG」と題されたコレクションからは、オリジナルカラーを忠実に再現した2モデルがラインナップ。ザ・ポンプテクノロジー搭載スニーカーの原点であるPUMP OMNI ZONE IIの復刻モデルでは、シュータンに搭載されたオレンジのポンプも忠実に再現。ビンテージスニーカーファンにとっても嬉しいトピックだろう。そしてINSTAPUMP FURYにはホワイトとイエローのコントラストが印象的なジャッキー・チェンカラーが登場。同カラーは2014年以来の復刻なだけに、シトロンに勝るとも劣らない注目の一足だ。

90年代のReebokの代名詞的なモデル「PUMP OMNI ZONE II」オリジナルカラーを復刻/¥18,700

そして「VINTAGE SPORTSWEAR」コレクションは、その名の通りReebokが90年代を中心にかつてスポーツアパレルに使用していたカラーを落とし込んでいる。90年代のスポーツウェアを意識したコーディネートにはマストとなるラインナップだ。他のコレクションでも発売されるINSTAPUMP FURYとPUMP OMNI ZONE II加え、ヨーロッパのスニーカーブティックで人気の高い「RBK PREMIER PUMP PARIS」もラインナップするのが特徴で、キレイめコーディネートを好むスニーカーファンにとっては気になる存在だろう。

RBK PREMIER PUMP PARIS/¥14,300

Reebokでは現代的なPump Dayを表現するため、TRICOT/ジェニーハイのボーカルである中嶋イッキュウをはじめとする若い世代に影響力を持つインフルエンサーとジョイント。これからさらに盛り上がるムーブメントに注目していきたい。

記事内のアイテムをチェック
記事内のアイテムをチェック

Related Item 関連商品

Related Story

Shoes × Detail

同じカテゴリー一覧を見る