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Shoes × Culture

大人になるために知っておきたい“50のコト”vol.4 「新しい生活」に取り入れたいキャンプスタイル

Text Shigekazu Ohno(lefthands)
Illustration Miso Okada
Edit Kunihiro Miki

大人が憧れる大人とは? 周りから「大人だね」と褒められたことがあるだろうか? 評価を変えるのは、日々の少しずつの努力と工夫の積み重ね。カッコいい大人と認められるためのヒントとして、“50のコト”を伝授しよう。

今回は、ウィズ・コロナ時代の「新しい生活」様式が話題となる中で、家を飛び出してのニューノーマルな場として注目を浴びつつある「アウトドア」を考察。自然の懐に抱かれながらモノにこだわり、コトを楽しみ、仕事までこなしてしまおうという、ちょっと欲張りなGRAND STAGE流キャンプスタイル。この夏、あなたも始めてみない?

Case10. 仕事も遊びも、なんでもできるサードプレイス

キャンプといえば、テントを張って火をおこして、まだ明るいうちからビールを飲みつつカレーをつくる――というのが、従来の定番スタイルだったろうか。

それはそれでいいものだが、これから「新しい生活」に突入して、家と会社に加えて日常を過ごすための場所、「サードプレイス」としてのキャンプが浸透していくとしたら――。マンネリを打開して、新しい楽しみ方が増えてもいいはずだ。

いまや、「電源」としても役立つハイブリッド車や電気自動車が普及しているほか、優秀な充電器も出回っているから、電気を使っての「できること」の選択肢がグッと増えた。キャンプ場にいながらにして、パソコン仕事やオンライン会議もこなせるのだから、これからの季節、じっと家にこもっていてはもったいないではないか!

この夏のキャンプでやりたいこと。電気の話をしたところで、例えば「アウトドア上映会」はどうだろう。

タープの四隅をうまく張って木の枝に結わえたら、即席スクリーンの準備はOK。あとはスマホやPCに繋げて使えるモバイルプロジェクターをセットすれば、星空をバックに楽しむアウトドアシアターの完成だ。おっと、間違ってもホラー映画は観ないように。怖くて眠れなくなってしまうのがオチだ。

そうそう、星空といえば、最近「天体観測」が若者を中心に再ブームなのだそうだ。入門が簡単なのが、いいところ。双眼鏡、コンパス、星座早見表の3点セットを持っていくだけで、なんとなく見上げていた夜空にいくつもの星座のロマンが見えてくるはずだ。


Case11. 「使ってみたい」アイテムと出合う

いまやファッション界では、「アスレジャー」と「アウトドア」が長期にわたるメジャートレンドとして浸透している。カッコよくて、着心地がよくて、機能的。街でも着たくなる秀逸アイテムばかりだが、それらはちゃんと汚して、濡らして、着倒してこそアウトドアウェアである! という気持ちもある。

2020年春夏シーズンにデビューした途端、「そんな盲点があったか!」と世間をザワつかせたのが、世界トップのフィッシングブランドDAIWAが、あのBEAMSの監修のもと誕生させたアパレルコレクション「DAIWA PIER39」。フィッシングを楽しむためのノウハウと、都市生活を満喫するためのデザインを融合させるというコンセプトのもとにリリースされているアイテム群は、どれもカッコいいだけでなく機能性満点! よく知られる、大小のポケットがいっぱいのフィッシングベストも、「これなら着てみたい」と思わされるスタイリッシュさに進化しており、アウトドアで遊んだり、働いたりといった「新しい生活」におけるヒーローアイテムとなりそう。

一方、足元に合わせたいのは、アメリカで1979年、世界で初めて防水透湿素材のゴアテックスを靴に採用したDannerの完全防水ブーツ、GORE-TEX DANNER LIGHT 30440。こちらもカッコいい、軽い、水に強いのに蒸れないの三拍子揃った、まさにマストバイの一足と言えるだろう。


Case12. 都内ソロキャンプのススメ

キャンプというと、準備に移動にとオオゴトだったのは、これまでの話。三密にならずに安心して、しかも自然の中で気持ち良く過ごせるサードプレイスとしてのキャンプが浸透すれば、「今週中は天気がいいみたいだから、今日の仕事が終わったらちょっと出てこようかな」といった具合に、もっと日常のものとなるだろう。リモートワークで自宅に閉じこもっているより、広い空を、海を、森を独り占めできるキャンプの方がいい! そう気付いた人が増殖中なのだ。

「日常の延長線上にある身近なキャンプ」を叶えてくれるのが、意外にも都内にいくつもあるキャンプ場。中でもオススメしたいのが、江東区にある「若洲海浜公園&江東区立若洲公園」のキャンプ場だ。交通の便がいいだけでなく、海釣り公園が隣接しているから、運と腕が良ければ自分で釣った新鮮な魚をご馳走にすることも。

そして「キャンプファイアーを囲んで、みんなでワイワイ」が叶わないいま、オススメしたいのがソロキャンプである。一人静かに自然と向き合うもよし、仕事に集中するもよし、釣りや料理といった遊びに没頭するもよし。一人分の道具なら準備もラクだから、慣れれば慣れるほど、気軽に出かけられるようになるだろう。

誰か仲間と一緒だとしても、屋外で、安全な距離を保っての食事を共にした後は、仕事をしたり、くつろいだりといった時間はそれぞれのテントで過ごす。そんな程よい距離感が、心理的にも心地いいはずだ。

リラックスしたキャンプシーンで履きたいのは、こちらもアメリカで1984年、世界で初めてのストラップ付きスポーツサンダルを開発したTEVA。ビーチサンダルと違い、丈夫でしなやかなアウトソールに足首をしっかりと固定できるから、アウトドアでの安全性と歩きやすさはお墨付き。万一、山でクマが出ても、TEVAなら全速力で走って逃げられるかも? 「新しい生活」におけるキャンプのススメ。考えるより先に、まずはやってみないか。

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